SixTONESの沼にはまって書いてみた

2019年8月9日

 いつものように朝のワイドショーを見るでもなくつけていた我が家にちょっとした衝撃が走った。

 

『史上初のジャニーズ2グループ同時デビュー』

そのあおりとともに映る10数名の中に見慣れた顔を発見したからだ。

 

「あれ、こーちじゃない?」

 ウッチャンナンチャン好きな私はまた、スクール革命も毎週録画しているほど大好きである。何故か島田秀平+魚ちゃんの占い回は何年分か録画を残してある。気が向いたときに山田くんのあの仕事はこの辺りで暗示していたのかな、なんて思い返しながらほのぼのしたり、ザキヤマさんまだ生きているよと突っ込んだりするのを楽しみの一つとしていた。

そんな大好きなスクール革命で見慣れたこーちが、見慣れぬキラキラ衣装に身を包み会見場に立っていた。

 

 でも少々違和感をもった家人と私の会話がこちら。

「こーち、デビューしてなかった?」

「紅白で見たよね?」(実は毎年デジタル審査員やってるほど紅白も大好き)

 早速タブレットで検索、こーちこと髙地優吾はSixTONESのメンバーとここで判明。私達が彼の姿を紅白で見た理由もついでにここで把握。いろいろ大変だったのね、彼も。

 

 ところでSixTONESですとーんずと読むの?WHY?

 YouTubeにジャニーズJr.だけの公式チャンネルがあるの?WHAT?

 雑誌の表紙を飾ってもWEBでは青い人になっているあの事務所がWEB進出?WHY?

 

「さっきの、やっぱりこーちだったみたいだよ。何かYouTubeに番組?があるらしいからちょっと見てみるね」

 この日たまたま休日だった私はタブレット片手にそう言って家人を会社に送り出した。

 

 

 

 そして12時間後。

 帰宅した家人は、朝とほぼ同じ体勢でタブレットを凝視する私の姿を発見したのだった。

 

 

 

 ストチューブを見て私がまず気が付いたのはSixTONESのうち何人かは知ってるという事だった。

 前述の髙地優吾くん。スクール革命で時々見せる腹黒毒舌は素だったのね(笑)

 京本大我くん。SEIKOのCM出てた子だ!美しい子だな、と当時も思ったよ。相変わらずお美しい。あ、お父様には時代劇ファンの一人として大変お世話になっております。ついでにいうとお父様の師匠・大川橋蔵先生の銭形平次は私の人生最初期のアイドルでした。(尊敬のためここだけ敬体)

 ジェシーくん。スクール革命でゲスト先生やってた子だ。あとタッキーの後継いでヒロミさんの弟子になった子だね。

 

 

 次に気が付いたのは、“私、彼らのYouTubeキャンペーンポスター見たわ”

某駅で何か若い女の子が群がっているなー、ちらっと見たらカッコイイ6人の大きな看板?ポスター?があるなー。と思いつつ素通りした過去の自分をタコ殴りしたい。

その時“6人ともそれぞれにかっこいいな。モデルさん?俳優さん?声優さん?”とは思ったけど、「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」のキャッチコピーにも毎週見ているこーちにも気が付かなかった過去の自分は奈良公園のシカに囲まれればいいと今でも思う。

 

 

 そしてYouTube動画、大体面白かった!全部面白かったです、と言えれば良かったのだけど残念ながら当時の私はまだ初心者。メンバー全員の名前や年齢等のプロフィール・立ち位置など全く分かっていなかったから。逆に言うと初見でも何か楽しいと思わせる動画が多いということこそ、SixTONES及び岡部さんの映像センス・ギャグセンスが高いことの表れだと思う。

 ちなみにこの日見た動画でお気に入りはこのあたり。

https://youtu.be/f1avanBIbyY

https://youtu.be/J1Z-7oP-4Cg

https://youtu.be/PsJE0-30FPc

 

 メガネ回は単純にメガネ男子好きだから(笑)

 奥多摩マンキー回はマンキー自体が面白いのだけど個人的にはその地域に親戚が住んでいるので見知った場所がチラリと映ってたりするのがツボ。

 クイズ森本慎太郎は垣間見える6人の仲の良さが大好き。

 

 

 

 ともあれこの日。ワイドショーからYouTube経由でSixTONESファンが一名誕生したのだが、私は自分自身に対して必死で無駄な抵抗を続けていた。

 

 

1.この年齢でジャニーズのファンになっていいのか?

(おやーんずまではいかないだろうけどまあまあ彼らの叔母くらいな年齢なので)

 

2.ジャニーズファンって怖い人が多いみたいだよ?

(某Gファンが新幹線を止めたという噂?が女性誌に書かれていたので)

 

3.V6みたいに時々CD購入、くらいの方が熱が冷めなくていいんじゃない?

(V6で気に入った曲が発売したときだけCDを買うスタイルだったので)

 

 

悩んでいたのは大きく分けてこの3つ。今の私からすればとるに足らないことだけど、当時は真面目に悩んでいた。

 

  1. についてはtwitterで検索できるSixTONESに関係するツイートとスト担さんのブログを読むことですんなり解消できた。

 

  1. についてはYouTubeのコメント欄の新規に対して優しく教えてくれているスト担先輩方の姿を見て“SixTONESなら、スト担さんたちなら大丈夫かも”と割と早い段階で思えるようになった。

 

  1. については少々説明が必要かも。

 

 私が最初にファンになったジャニーズアイドルは田原俊彦さん(トシちゃん)である。まだ本当に小さい頃だったのでトシちゃんのコンサートに行くことやファンクラブ入会することは親が許可せず、TV番組を見ることとお小遣いやお年玉を貯めてアルバムを買うこと(シングルよりも曲単価が安いし発売間隔があくのでお小遣いが貯めやすいからアルバム派だった)くらいしか応援活動はできなかった。

 そんな子供なりのトシちゃんファン活動を3年くらい続けたのち、親に連れられて行った後楽園球場であっさりプロ野球にはまり込んだのだが。

 

 ただトシちゃんファンを脱却しても、ジャニーズに関する情報は何となく耳に入っていた。アイドル雑誌を購読する同級生は多かったし、ジャニーズファンの知人もまた多かったし。それ以降のジャニーズについて私が多少なりとも知識があるのはそのおかげである。

 

 V6に出会ったのはたまたま見に行ったバレーボールワールドカップのイベント。以降何となく気に入った曲は買う、『学校へ行こう!』は時々見る。でもライブに行こうとかファンクラブに入ろうとは思わない。

 見る人によっては私もV6ファンの一人だったのだろうけど、自分ではそう思っていなかった。

 この当時はプロ野球好きから転じてスポーツ観戦全般が趣味の一つになっていたし、観劇に行くのも好きでそちらの方がかなりのウエートを占めていたから。

 

 そんな付かず離れずな関係を20年以上続けていたV6と同じように接していれば、そこそこの楽しみを長く得られるかも?とは本気で悩んだ。

 

 けれど、毎週のストチューブ更新を楽しみにしている自分がいるし。

 SixTONES単独ファンクラブが出来たら入ろうと決意している自分がいるし。

 何よりもSixTONESのライブを見たいと渇望している自分がいるし。

 

  世界を目指すSixTONES。彼らを私なりに本気で応援しよう!

 そう決意するまで約1か月。

 

 

 やっと「あなたはSixTONESが好きですか?スト担ですか?」の問いに

「はい、もちろん!」と笑顔で返せるような心境になっていた。

 

 

 

 その間、同時デビューの意味とか例の時系列問題とかを知り。長年スト担だった方々の複雑な心境を慮ることはできるけれど、同じ目線で慰めあうことも励ましあうこともできない新規がゆえの歯がゆさを味わうことにはなった。

 

 

それでも前を向いて頑張るSixTONESと先輩スト担さん達には本当に最大級の賛辞を贈りたいです。

 

 

 「Imitation Rain」初披露を見ながら、私は京本政樹さんが以前語った大川橋蔵さんの言葉を思い出した。

 「真似をすることから学ぶことを、まねぶ、というんだ」

 Imitation。模造、真似。

 ここで私の人生最初期のアイドルと現代のアイドルが繋がった、そう思った。

 YOSHIKIさんが書き下ろした曲も年齢を重ねれば重ねるほど味わい深く成長していく曲だと感じた。

 ありがとう。

 誰にあててかはわからないけど私は心でそう呟いた。

 

 

 

 「Imitation Rain」発売の前後は、前職のせいで精神的に疲弊していた時期と思いっきり重なっていたためCD購入以外では貢献出来なかった自分。SixTONESはテレビであんなに頑張っているのに、なんて不甲斐ないと自分で自分を激しく責めた。

 

 

 

 「NAVIGATOR」の時は求職中だったのでVOTE活動に参加する時間的精神的余裕があり、活動を通じたSNSでの交流も楽しかった!

 集計期間が終わった瞬間はフォロワーさんたちとハイタッチしたいくらいの達成感はあったし、Billboardで1位になったと聞いたときはエアハグするほど本当に嬉しかった。なかなか集計結果が出なくてもやもやイライラしていたのも今では懐かしい(笑)

 

 

  SixTONESを頂点を立たせたい!

 その景色を目を輝かせてみる6人の姿が見たい!

 

 私は本気でそう願っている。

 

 

 

 生活環境が変わるため、3枚目もしくはアルバムが発売する時に「NAVIGATOR」の時と同じだけのVOTE活動に参加する余裕はないかもしれない。

 けれど「ラフに、ラブを」の精神で引き続きSixTONESを応援したいと思っている。

 

 

 

SixTONES そして team SixTONES 大好きです!

今後ともよろしく!